2018.04.16
みなさんこんにちは!
きっしーです。
あっというまに4月も中旬に入って、気付けば日も大分長くなり春満開ですね。
花見シーズンも終わりに近づきつつも、
今年は私はまだ桜を見れていないので散る前にどこかで見ておきたいですね
ちょっと遅いですが…(;一_一)
それはさておき、皆さんは「レバーの醤油ダレ」と「ハツの塩ダレ」という商品をご存知ですか?
直売所の冷凍ケースの一角に並べられているこちらの冷凍商品なのですが、
最近たびたび品薄状態となってしまい、お求めのお客様には大変ご迷惑をお掛けしております。
これらの商品は豚のホルモンを使用しているため、
一週間で作成できる量には限りがあり また安定した量を作ることも難しいのですが
先日ようやく作成できる機会がありましたので、
今回は「レバー醤油」、「ハツ塩」が出来るまでの現場を簡単にご紹介したいと思います!!
さて、まず使用しているホルモンなのですが、
「レバー醤油」については言わずもがな、
豚のレバー(肝臓)を使用します!(ちなみにこの画像は豚一頭分のレバーです!大きい!)
レバーはブロックサイズに切り分けた後、細かくなりすぎない程度に一口サイズにカットをします。
次に「ハツ塩」は、名前の通り「ハツ」を使用しているのですが、
豚ホルモンにあまりなじみのない方にとってはちょっとピンと来ないかと思います。
これが「ハツ」です! 豚の心臓の部分で、臭みもなく弾力のある食感が特徴です。
ハツも食べやすいように小さくなりすぎない程度に均等にカットしておきます。
さて、最初に下処理としてカットしておいたこれらのホルモンは茹でておきます。
この辺は以前ご紹介した「臼井のやきもつ」の制作の時と似ていますね!
しかし、今回はモツを茹でた時ほどの大きさの鍋は使わず、中くらいのサイズのもので茹でてゆきます。
お湯が沸騰してきたら早速ホルモンを入れてゆきましょう!!
量が多くなければ、10分程度で中まで完全に茹で上がります。
茹で上がったホルモンはすぐに冷水で冷やし、
水気をよく切って置いておきます。
レバー___________________ハツ
ここまで来れば、あとはそれぞれタレと絡めて真空パックしていけばOKです!(^^)/
登場するのは、あつぎ豚ブログでも幾度も紹介されているこの機械。
深絞り専用「TFS-series」!!
この中央のフィルムの凹みに茹でたホルモンと特製タレを一緒に入れてフィルムを流せば・・・
真空パックの出来上がりです!!
レバー醤油もこの通り!(^^)!
あとはラベルの発行機械で値段、バーコードのラベルを付けていけば・・・
完成です!!!
これはまだ凍っていませんので、実際には冷凍してからですが、このようにして商品は作られ、
店頭へと並んでゆくのです(^^)/
如何でしたでしょうか?
簡単にではありましたが、以上が制作の工程のご紹介でした。
地味ながらも確かな人気の「レバー醤油」、「ハツ塩」。
どちらも内臓の苦手な方でも食べやすくなっているので、
見かけたらすぐにお手にとって頂き、食べたことのある方もない方も
これを食べてスタミナをつけてこの新年度も気持ち新たに頑張っていきましょう!
それではまた!