2017.10.21
みなさんこんにちは!みやびです!
これまでは、日本国内で飼育されている品種のを紹介してきましたが、今回は主に海外で飼育されている品種の紹介をしていきたいと思います!
① 金華猪(きんかとん)
中国浙江省(せっこうしょう)金華地区が 原産の頭とお尻が黒いのが特徴で両烏豚とも呼ばれるこの豚は、日本でも有名な高級食材「金華ハム」の原材料として知っている人も多いかもしれません。
豚の中では中型の部類に入り、保育能力がとても高いのが特徴です。肉質は脂肪が多く、反面、赤身がやや少ない傾向があります。地域によっては、脂肪が少ない傾向もあります。
②スポッテッド種
アメリカが原産でオールド・スポット種とスポッテッド・ポーランド・チャイナ種という2つの品種を掛け合わせたのがこのダルメシアンのような模様が特徴的な品種です。
日本には昭和40年代にたくさん輸入されましたが、年々減り続け今ではほとんど見られなくなってしまいました。
肉質は、キメが細かく、保水性が良いという特徴を持っています。
③ウェルシュ種
イギリスウェールズが原産の豚です。
体色、垂れた耳などはランドレースによくにていますが、ランドレースとの最大の違いは、とても大きな後駆、つまりお尻が大きいことです。この特徴により産肉能力がとても高いため、デュロックなどの改良に一役買ったと言われています。残念ながら日本ではほとんど飼育されていませんが、アメリカなどでは、デュロックなどに掛け合わせる親豚として飼育されていることが多いです。
今回紹介した豚たちは、日本ではまず見ることがないような豚ばかりですが、海外では一線で活躍している豚でもあります。ここで紹介した豚以外でもまだまだ種類がいっぱいいますので、興味のある人は是非自分で調べてみてください!