2018.03.23
みなさん、こんにちは! きっしーです。
3月も半分を過ぎ、春に近づいてどんどん暖かくなっているかと思いきや、
この2日間はみぞれまじりの雨まで降り、気温もグッと下がってしまいましたね!
私も雨の中バスを待っている間、あまりの寒さで凍えていました…(+_+)
生まれてこの方花粉症とは縁がないので、それだけが救いなのですが。。
皆様はいかがお過ごしでしょうか?
年度も替わり、身辺の環境の変化のある方も多いかと思います。
体調管理はしっかりと気を付けてくださいね!
さて、皆様は店頭で販売している「大きな串カツ」をご存知でしょうか?
見たことはある方も、見ただけでは何が入っているのか、どんな味なのかよく分からないですよね。
今回は、よくご存知ではない方には謎に包まれている「大きな串カツ」の制作現場をご紹介します!!
揚がった状態では衣に隠れてよく見えませんが、パン粉を付ける前の串カツはこのような形をしています。
知らない方もいらっしゃるのですが、串カツには玉ねぎとお肉が交互に刺さっています!
これによって、油で揚げたとき加熱されて甘味のでてくる玉ねぎと
お肉の旨味が絶妙なハーモニーを奏でるのです!!
このお肉については以前ちらっとご紹介させていただいたのですが、
串カツ専用の特選部位を使用しています!大体、ロースとモモ肉の間にある部位になります。
脂身も程よく、固さもも固すぎず柔らかすぎずで串カツ用としてもってこいです!
さて、作成に当たってはまずお肉全体に軽く塩・コショウを振り、揉みながらなじませます!
これで下味を軽く付けるとともに、お肉に含まれる余分な水分を抜く働きをするのですね。
その間に玉ねぎの方も用意します。
あらかじめ皮をむき、根と茶色い部分を取ったら、これをカットしていきましょう!
→
1.最初に縦に半分に切り、___________2.さらに縦に半分に切ります。
___________
3.あとは均等に横に4等分すれば完了!!
この16等分にされた一つ一つが串カツに使われてゆくのです。
これを毎日仕込む串カツに必要な分の玉ねぎすべてをカットすると…..
大体この位の量になります! ずらーっときれいに並んでいて壮観ですね!(^^)/
ここまで用意したら、あとは竹串に刺していきましょう。
順番としては 玉ねぎ→お肉→玉ねぎ→お肉 という順で交互に刺してゆくだけですので、
流して見た感じでは至極簡単な作業に見えますね。
しかし、ここでの出来栄えが完成品としての質に関わってくるのです。
まず、玉ねぎの向きを上下のもので揃えるのは当然のこと、玉ねぎの中心に串を正確に刺さなくてはいけません。
これがきちんと出来ていないと、揚げるまでの間で玉ねぎだけポロっと取れてしまうことがあります。
また、お肉の大きさを見つつ、全体としてのパーツの位置の調整もここできちんと行います。
お肉も手切りな為、どうしてもすべてのお肉の形が揃っているわけではありません。
お肉を刺す際には、バランスを見ながら見栄えの良いように慎重に刺してゆく必要があるのです。
単純な作業には違いませんが、慎重さの求められる作業でもあるのです!
(串に刺すとき勢いが良すぎて手をケガしそうになることもありますし….安全第一ですね^^;)
そんなこんなで串カツが完成しました!
完成したものはバットに並べていきます。
全て串に刺したら、これらにパン粉をつけて揚げてゆくのです…( ̄▽ ̄)
かくして大きな串カツは店頭へと並びお客様のもとへとどいてゆきます。
いかがでしたでしょうか。惣菜のショーケースの中でも基本的に端の方に並べられていて、
あまり影の濃くない「大きな串カツ」ですが、今回のブログで少しでも親近感を抱いていただけたら幸いです。
ちなみに、私は惣菜の中では個人的に「大きな串カツ」がイチオシです!玉ねぎとの相性がたまりません!
まだ串カツを食べたことのない方も、ある方も、ご来店の際にはぜひ!!(^^)/
お時間を頂ければ揚げたてもご用意させていただきますので、お気軽にスタッフまでお声掛けください!
以上、「大きな串カツ」制作現場からでした!
今日も明日も、スタッフ一同、皆様のお越しをお待ちしております!